婦人科形成

「女性器の見た目にコンプレックスがある」
「下着との擦れたときの痛みや臭い、蒸れに悩んでいる」

そんなデリケートなお悩みをお持ちの方に、女性器の本来の機能に配慮しながら、自然な形に整える「婦人科形成」をご提案します。

女性特有の心と身体の問題に対し、婦人科形成に精通する専門医が真摯に向き合い、丁寧にサポートします。

婦人科形成の施術メニュー

小陰唇縮小術(小陰唇切除)

小陰唇縮小術(小陰唇切除)

小陰唇縮小術とは、女性器の肥大化した小陰唇を切除することで、見た目をきれいに整える施術のことです。

左右非対称の小陰唇や黒ずみ、擦れによる痛みや臭い、蒸れなどの不快感を軽減するために行い、お悩みの解消をサポートします。

こんな方におすすめ

  • 女性器の見た目の左右差や黒ずみを改善したい
  • 女性器が下着と擦れたときに、痛みや不快感がある
  • 排尿するときに尿が飛び散ることがある

小陰唇縮小術の特徴

小陰唇縮小術では、小陰唇にある余分な組織をメスで切除して、自然な見た目に整える手術を行います。

施術時は局所麻酔や笑気麻酔などを使用し、痛みを最小限に抑えるよう徹底配慮しています。

【施術のポイント】

  • 小陰唇の肥大や左右差、黒ずみを改善しつつ、本来の機能的役割も維持
  • 専門医による緻密な手法で、美しく自然な見た目の小陰唇に整形
  • 患者さまの希望に合わせたオーダーメイドデザインに対応
  • 術後の傷跡は目立ちにくく、ダウンタイムも比較的短い

単に小陰唇の大きさや見た目を整えるだけではなく、衛生面を整える施術です。

小陰唇縮小術の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(小陰唇の状態確認、形状のデザイン決定)

STEP2

術前準備(前日剃毛・マーキング・局所麻酔)

STEP3

麻酔が効いた後、デザインに沿って、メスで余分な小陰唇を精密に切除

STEP4

切除部分を丁寧に縫合(特殊な溶ける糸を使用した場合、抜糸は不要)

STEP5

アフターケアのご案内とご帰宅

ダウンタイム

日帰りでの手術も可能です。

ダウンタイムは比較的短く、多くの場合、術後1週間から1ヶ月程度で軽快が期待できます。

症状ダウンタイムから回復する目安
軽度の腫れ、むくみ、内出血・術後1〜3日がピーク
・1週間程度での改善傾向
軽度の疼痛(ヒリヒリ感、圧痛など)・術後当日から数日間は内服鎮痛薬で対応可能
・1〜2週間で落ち着いていくことが多い
つっぱり感・違和感・1ヶ月〜3ヶ月での改善傾向

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

術後は、縫合部を安静に保つことが最優先です。摩擦・蒸れ・感染リスクを避けて、下着やトイレの動作にも気を遣いましょう。

内容
シャワー翌日から可能(患部をこすらず、流水でやさしく)
洗浄清潔な水で洗浄のみ推奨(石けんの使用は1週間後から)
下着の着用当日から可(綿素材・締め付けの少ないもの)
飲酒・喫煙1週間は控える(血流促進により腫れ・感染リスク増)※喫煙は1ヶ月禁止
歩行・軽い活動当日から可能(長時間の歩行や自転車は1ヶ月は控える)
激しい運動・入浴1ヶ月間は控える
性交渉・タンポン・温泉術後4〜6週間は控えることを推奨(感染リスク・縫合の緩みを防止)

副皮除去術

副皮除去術

副皮除去術は、小陰唇と大陰唇の間にある「副皮」の余分な皮膚を切除し、女性器の見た目をバランスよく整える施術です。

見た目の整形に加えて、副皮が擦れたときの痛みや不快感、汚れの蓄積による臭いや炎症の解消にもつながります。

こんな方におすすめ

  • 女性器の余った皮膚が擦れて痛みや違和感がある
  • 女性器に垢が溜まって臭いや蒸れがある
  • 女性器の余った皮膚をきれいな形に整えたい

副皮除去術の特徴

副皮除去術では、肥大した副皮の余分な組織をメスで切除し、女性器の機能性を残しながら自然な形へと整えます。

局所麻酔に加えて、必要に応じて笑気麻酔や静脈麻酔も使用し、痛みを長時間抑制しながら施術を行います。

【副皮除去術のポイント】

  • 外陰部がすっきり整い、汚れや分泌物が溜まりにくくなる
  • 過剰な切除を避け、尿道口や膣口の機能的役割もしっかり保護
  • 局所麻酔や笑気麻酔で、局所麻酔に止血剤が入っている為、必要に応じて笑気、静脈麻酔を使用し患者様の負担を減らします。

小陰唇や周囲の組織とのバランスを考慮した施術で、左右差や形状を調整し、自然で美しい仕上がりへと導きます。

副皮除去術の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(副皮の状態確認、仕上がりイメージや切除範囲のデザイン決定)

STEP2

術前準備(剃毛・マーキング・局所麻酔)

STEP3

麻酔が効いたのを確認後、デザインに沿って副皮を丁寧に切除

STEP4

切除部を丁寧に縫合(溶ける糸を使用するため抜糸不要の場合が多い)

STEP5

アフターケアの説明とご帰宅

ダウンタイム

副皮除去術は、通常局所麻酔下で行われるため、日帰り手術が可能です。

ダウンタイムは比較的短く、多くの場合、術後3日〜2週間程度で軽快する傾向にあります。

症状ダウンタイムから回復する目安
軽度の腫れ、むくみ、内出血・術後数日がピーク
・1〜2週間程度での改善傾向
軽度の疼痛(ヒリヒリ感、圧痛など)・術後3〜4日目がピークで、内服鎮痛薬で対応可能
・数日〜1週間程度で落ち着くことが多い
つっぱり感・違和感・術後早期に見られる場合あり
・1ヶ月〜3ヶ月かけて気にならなくなっていく
排尿時の違和感・しみる感じ・術後1週間程度はしみる場合がある

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

副皮も摩擦や湿気の影響を受けやすいため、術後は乾燥・通気性の良い環境で過ごすことを心がけましょう。

内容目安期間
シャワー翌日から可能
洗浄ぬるま湯でやさしく流す程度(石けんは1週間後から)
下着術後48時間圧迫・固定します。
柔らかく吸湿性の良い綿素材推奨(締め付けNG)
※直後は、ナプキン、クッションガーゼ、ガードル着用
飲酒・喫煙術後1週間は控える(出血・感染予防)
歩行・座位当日〜翌日から可能(痛みが強い場合は無理をせず)
自転車・激しい運動1ヶ月程度は控える(縫合部の刺激回避)
性交渉・タンポン術後1ヶ月程度は避ける(傷口の開き・感染防止)

クリトリス包茎手術

クリトリス包茎手術

クリトリス包茎手術とは、クリトリス(陰核)を覆う余分な包皮を切除し、露出を増やしたり見た目を自然に整えたりする施術です。

近年、VIO脱毛の普及により、女性器が露出されて自身のクリトリス包皮が気になる患者さまも増えています。

そんな方に向けて、クリトリスの見た目や清潔さ、性行為時の感度向上などを目指す施術内容となっています。

こんな方におすすめ

  • クリトリスの見た目をきれいに整えたい
  • クリトリスに垢が溜まりやすく、臭いや炎症も気になる
  • 性行為時の巻き込みによる痛みがある

クリトリス包茎手術の特徴

クリトリス包茎手術では、クリトリスに被さっている余分な包皮をメスで切除し、陰核を自然な形で露出させます。

一般的には、陰核が1/3〜2/3程度露出する程度で包皮を切除し、見た目だけではなく、機能性向上も目指します。

【クリトリス包茎手術のポイント】

  • クリトリスの露出を増やし、同時に見た目もきれいに整形
  • 垢が溜まりやすい状態を改善し、臭いの発生や雑菌の増殖も抑制
  • 陰核が露出する程度を、患者さまのご希望に沿ってデザイン可能
  • 麻酔によって術中の痛みがほとんどない

施術時の痛みについては、局所麻酔や、必要に応じてリラックス効果の高い笑気麻酔や静脈麻酔を使用し、最小限に抑えるためご安心ください。

ダウンタイム

クリトリス包茎手術は、局所麻酔下で日帰り可能な低侵襲の施術です。

そのため、術後の副作用やダウンタイムも比較的軽度とされています。

症状ダウンタイムからの回復目安
軽度の腫れ、むくみ、内出血・術後1〜3日がピーク
・5〜7日程度での改善傾向
軽度の疼痛(ヒリヒリ感、触れたときの痛み)・内服鎮痛薬で対応可能
・通常1週間以内での改善傾向
つっぱり感・違和感・1ヶ月程度での改善傾向
・体質によっては2週間前後かかることも
傷跡の赤みや痒み・術後3〜6ヶ月で自然と目立たなくなっていく
・一時的な痒みであれば経過観察

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

術後は擦れ・炎症・湿気への配慮が不可欠です。包皮の切除部位は繊細な部位のため、過度な刺激を避けましょう。

内容目安期間
シャワー翌日から可能(水圧を弱めに、患部をこすらない)
洗浄1週間はぬるま湯での軽いすすぎのみ
下着柔らかい素材の通気性のよい下着着用
飲酒・喫煙術後1週間は避ける(喫煙は1ヶ月)
歩行当日から可能(無理のない範囲で)
自転車・長時間座1〜2週間程度は控える
性交渉・刺激を伴う行為4〜6週間は避ける(摩擦や感染防止のため)

乳頭縮小術(乳頭形成術)

乳頭縮小術(乳頭形成術)

乳頭縮小術とは、肥大化した乳頭(乳首)の大きさや形を整える手術のことです。

授乳や加齢、遺伝などの影響で大きくなった乳頭を、自然な見た目に整えて、美しいバストへと導きます。

こんな方におすすめ

  • 大きすぎる乳頭や突出にコンプレックスがある
  • 乳頭が下着に擦れて痛みや違和感がある
  • 授乳後に乳頭が伸びて見た目が気になる

乳頭縮小術の特徴

乳頭縮小術では、余分な乳頭組織の切除と縫合によって、乳頭の高さ・直径をバランスよく調整します。

【乳頭縮小術のポイント】

  • 乳頭の高さ・幅・ボリュームをバランスよく調整し、美しい見た目に仕上げる
  • 傷跡は乳頭周囲の色素に馴染んでいくため、目立ちにくい
  • 将来、授乳予定がある方に対しては、乳管を温存した施術法をご案内
  • 局所麻酔+笑気麻酔で施術中の痛みや不快感を最小限に抑制

乳頭の自然な形を保ちつつ、授乳機能を維持したまま美しいバストを手に入れられるよう、熟練の技術を持った専門医が施術を行います。

乳頭縮小術の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(乳頭の大きさ・左右差の確認、デザイン決定)

STEP2

術前準備(患部の消毒・マーキング・局所麻酔)

STEP3

手術開始(乳頭の余分な組織を切除し、形状を整えながら丁寧に縫合)

STEP4

止血・保護処置(専用のガーゼで保護)

STEP5

アフターケアの説明とご帰宅(日帰り可)

ダウンタイム

乳頭縮小術は、局所麻酔で行う低侵襲手術であり、患者さまの体への負担は比較的少ないです。

術後に軽度の腫れや痛みが見られることはありますが、多くの場合は1〜2週間程度で軽快します。

症状ダウンタイムからの回復目安
軽度の腫れ、赤み、むくみ・術後2〜3日がピーク
・1週間程度での改善傾向
軽度の痛み(ズキズキ・ヒリヒリ感)・内服鎮痛薬で対応可能・3〜5日で軽快し、1週間以内に目立たなくなることが多い
つっぱり感・違和感・1〜3ヶ月程度で軽快することが多い
傷口の赤みやかさぶた・1〜3ヶ月程度で自然に目立たなくなっていく
・必要に応じて軟膏処方

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

術後は、下着の擦れ・刺激・感染リスクを最小限にして、縫合部を保護することが大切です。

内容目安期間
シャワー翌日から可能(乳頭部は軽く濡らす程度)
洗浄3〜5日後から軟膏などで保湿可能(医師指示による)
下着3〜5日目以降はワイヤーなし・柔らかいブラ着用可
飲酒・喫煙1週間は控える(血流による炎症悪化を避ける)※喫煙は1ヶ月控える
激しい運動2週間程度は控える
入浴(湯船)・温泉1週間は避ける(感染・腫れ予防)
性交渉・乳頭刺激4〜6週間は避ける(摩擦と感染のリスク防止)

婦人科形成の料金プラン

婦人科手術

小陰唇切除¥250,000
小陰唇切除(片側のみ)¥175,000
副皮切除¥150,000
クリトリス包茎¥120,000
婦人科手術セット
(小陰唇切除+副皮切除+クリトリス包茎)
¥398,000

乳頭縮小

乳頭縮小乳管温存なし¥250,000
乳管温存あり¥350,000

婦人科形成でよくあるご質問

婦人科形成について、患者さまから寄せられることの多いご質問とその回答をまとめました。

婦人科形成は、見た目だけを整える手術ですか?

単なる「美容整形」ではなく、機能面の改善も同時に行う手術です。

例えば、小陰唇縮小術では、摩擦による痛みや排尿時の飛び散り、蒸れ、炎症などの不快症状の軽減が期待できます。

クリトリス包茎手術では、性行為時の感度の調整や、衛生状態の改善まで考慮された施術目的となっています。

婦人科形成の手術は、性交渉や感度に影響はありますか?

性機能に影響が出ないよう経験豊富な専門医が手術を担当します。

例えば、クリトリス包茎手術では、性感帯を傷つけないよう慎重に切除範囲を調整します。

小陰唇や副皮の切除では、性機能への影響を避けるよう十分に配慮した施術を徹底しています。

婦人科形成に対する手術を受けた後、妊娠・出産しても問題ありませんか?

ほとんどの婦人科形成(小陰唇・副皮・クリトリス包茎・乳頭形成など)は、妊娠・出産に影響しない範囲で行います。

膣や子宮に手を加える施術ではないため、妊娠機能や出産経路に影響はありません。

ただし、将来的に授乳を希望される方で乳頭縮小術を検討している場合は、乳管温存の施術方法が可能かどうかを医師にご相談ください。

術後に左右差や不自然な仕上がりになることはありますか?

女性器は元々左右差のある部位のため、完全な左右対称は構造上難しいこともあります。

そのため、経験豊富な専門医が担当し、自然でバランスが取れた仕上がりになるよう慎重にデザインと施術を行います。

事前のカウンセリングで、デザインや仕上がりイメージを共有する時間を設けて、患者さまのご不安を解消します。

傷跡は目立ちますか?また、将来的に見た目が変わることはありますか?

術後、一時的に赤みやしこり感が残る場合がありますが、時間の経過とともに自然に馴染むことが一般的です。

施術では、色素沈着しにくい技術を使用し、傷が目立たないよう配慮しています。

ただし、ホルモンバランスの変化(妊娠・出産・加齢など)によって、再び皮膚が伸びたり、黒ずみが濃くなったりすることもあります。その際には、再調整が必要となることもあるため、担当医までご相談ください。