「頬のこけやほうれい線で老けて見える」
「おでこやこめかみの凹みが目立ってきた」

そんなお悩みを解消するのが、ご自身の皮下脂肪の多い部位(太ももやお腹など)から良質な脂肪を採取し、気になる顔の部位に注入する「脂肪注入治療」です。

経験豊富な専門医がカウンセリングの段階から親身になって寄り添い、丁寧にサポートします。

脂肪注入の部位

額・こめかみ・頬への脂肪注入

額・こめかみ・頬への脂肪注入

額やこめかみの凹み、頬のこけに対して、ご自身の良質な脂肪を注入することで、若々しい丸みと立体感をお顔全体に与えられます。

滑らかなS字カーブを描く横顔、ハリとツヤのある肌質へと導きます。

こんな方におすすめ

  • 平らな額やこめかみの凹みが気になる
  • おでこのシワや肌質を改善して見た目を若返らせたい
  • 丸みのあるおでこや立体的な顔立ちを目指したい

額・こめかみ・頬への脂肪注入の特徴

目立たない部位から脂肪を採取し、遠心分離機や特殊なフィルターにかけて、不純物を徹底的に取り除きます。

その後、良質な脂肪細胞だけを濃縮し、精製された脂肪を額やこめかみに注入します。

【額・こめかみへの脂肪注入のポイント】

  • 局所麻酔をした後、太ももなどから脂肪を採取(数ミリの傷で行う)
  • 顔の丸みや立体感を1人1人に合わせてオーダーメイドで調整しながら、理想的な仕上がりを目指す
  • 質の高い精製脂肪を均一に分散注入し、しこりができるリスクを抑制
  • 傷口は目立ちにくく、日常生活への支障が少ない

患者さまの表情や骨格を詳細に診断し、自然な見た目とやわらかな触り心地に仕上がるよう丁寧に施術を行います。

額・こめかみ・頬への脂肪注入の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(脂肪注入部位とご希望の仕上がりの相談)

STEP2

デザインの決定(理想の立体感や左右のバランスなどを決定)

STEP3

脂肪の採取(局所麻酔をした後、太ももやお腹から採取)

STEP4

脂肪の精製(不純物を取り除き、良質な脂肪細胞を抽出)

STEP5

施術の事前準備(局所麻酔下で額やこめかみに脂肪を細かく注入)

STEP6

アフターケアとご帰宅(日帰り施術可能)

ダウンタイム

額・こめかみ・頬への脂肪注入は、メスを使わない注入系治療のため、身体への負担は比較的少ないです。

ただし、脂肪の定着や術後の回復過程で、軽度の腫れや内出血、痛み、つっぱり感などがみられることがあります。

症状ダウンタイムから回復する目安
軽度の腫れ・内出血・術後1〜3日がピーク
・1週間前後での改善傾向
軽度の痛み・ヒリヒリ感・数日間は鎮痛薬でコントロール可能
・1〜2週間での改善傾向
注入部位のつっぱり感・1週間前後での改善傾向
・稀に2〜3週間続くこともあり
皮膚の凸凹・硬さ・1〜2ヶ月程度で馴染んでくる
傷跡(脂肪採取部位)・1〜2ヶ月で徐々に目立ちにくくなる
入浴・運動・下着の制限・シャワーは翌日から可能

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

術後、翌日からシャワーややさしい洗顔をしていただけます。

数日間は、施術部位を強く刺激しないよう心がけましょう。

内容目安期間
シャワー・翌日から可能(採取部位を濡らさないこと)
洗顔・スキンケア・翌日からやさしい洗顔なら可能
メイク・術後翌日から可能(注入部位に強く触れない)
飲酒・喫煙・1週間程度は控える(脂肪定着を妨げる可能性あり)
激しい運動・サウナ・術後2週間程度は控える
お顔のマッサージ・エステ・術後3ヶ月程度は避ける

目の下への脂肪注入

目の下への脂肪注入

目の下のくぼみや影クマが目立つと、疲れて見えたり、実年齢より老けて見えたりします。

目の下の脂肪注入は、ご自身の脂肪をくぼみやクマのある部分に注入し、滑らかな目元へと整えるための治療です。

皮膚を切らずに、ふっくらと若々しい印象の目元を目指せる治療として、多くの方に選ばれています。

こんな方におすすめ

  • 目の下の影クマのせいで疲れているように見える
  • 加齢に伴い目の下のくぼみが目立ってきた
  • 自然な仕上がりで目元の若返りをしたい

目の下への脂肪注入の特徴

目の下は皮膚が非常に薄く、血管や筋肉の位置も複雑です。

局所麻酔下で脂肪を採取した後、精製した良質な脂肪を経験豊富な医師による繊細な技術で、細かく丁寧に注入していきます。

【目の下の脂肪注入のポイント】

  • 採取した脂肪から不純物を除去し、しこりや凹凸のリスクを低減
  • 微量ずつの注入により、繊細な目元の仕上がりをコントロール
  • 目元の構造を熟知した医師が、くぼみや左右差を自然に整形

目の下を切開する必要がない施術のため、傷跡も目立ちにくく、日常生活に大きな支障がでない点が特徴です。

目の下への脂肪注入の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(目の下の状態と理想の仕上がりを相談)

STEP2

デザインの決定(左右のバランスや目元の凹凸を確認)

STEP3

脂肪の採取(静脈麻酔後、太ももやお腹から脂肪を採取)

STEP4

脂肪の精製(マイクロコンデンスリッチ、ナノリッチ)

STEP5

施術準備と注入(局所麻酔下で、目の下に脂肪を微量注入)

STEP6

アフターケアとご帰宅(日帰り施術が可能)

ダウンタイム

目の下の脂肪注入は注入系の治療です。そのため、ダウンタイムは短い傾向にありますが、以下のような症状が出る場合があります。

症状ダウンタイムの目安
軽度の腫れ・内出血・術後3~4日がピーク
・2週間前後での改善傾向
痛み・違和感・つっぱり感・数日~2週間程度での改善傾向
・鎮痛薬の併用が可能
皮膚の凸凹・硬さ・1~2ヶ月程度で自然に馴染んでいく
傷跡(脂肪採取部)・1~2ヶ月程度で徐々に目立ちにくくなる

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

目の下の脂肪注入後は、基本的に翌日からシャワーやスキンケアが可能です。

ただし、脂肪の定着を妨げないよう、刺激や圧迫をなるべく避けるようにしましょう。

内容目安期間
シャワー・翌日から可能(採取部位は濡らさない)
洗顔・スキンケア・翌日からやさしく行う
メイク・翌日から可能(注入部位はこすらない)※目元は1週間後
飲酒・喫煙・術後1週間程度は控える※できるだけ喫煙も控える
激しい運動・サウナ・術後1ヶ月程度は控える
顔のマッサージ・エステ・術後3ヶ月程度は避ける

ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインへの脂肪注入

ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインへの脂肪注入

加齢に伴い皮膚のハリが失われると、ほうれい線やゴルゴライン(目の下から頬にかけて斜めに入る溝)、マリオネットライン(口角から顎にかけての縦じわ)が目立ちやすくなります。

これらのシワや溝への脂肪注入は、くぼみや溝になった部位に適度なボリュームとハリを与えて、滑らかなフェイスラインを目指します。

こんな方におすすめ

  • ほうれい線やマリオネットラインのせいで老けて見える
  • ゴルゴラインが目立ってきて、頬のハリや明るさが失われた
  • 表情が暗く見えたり、不機嫌そうに見られたりすることが多い

ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインへの脂肪注入の特徴

ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインは、表情筋や脂肪の萎縮、骨格の変化などが複合的に影響して生じます。

加齢による変化を考慮し、くぼみに沿って滑らかに脂肪を分散注入することで、肌の自然なボリューム感を目指します。

【シワ・溝への脂肪注入のポイント】

  • シワや溝の深さに応じて脂肪の層を調整し、滑らかな仕上がりへ
  • マイクロファット(微細化脂肪)・ナノファット(極細脂肪)の使い分けで、肌質改善にもアプローチ
  • 表情筋や皮膚の動きを考慮し、しこりや不自然な膨らみの発生を抑制
  • メスを使用しないため、傷跡が目立ちにくく日常生活への影響も少ない

ご自身の脂肪を注入する施術のため、異物反応のリスクが少なく、馴染みやすい点が特徴です。

ほうれい線・ゴルゴライン・マリオネットラインへの脂肪注入の流れ

STEP1

カウンセリングと診察(シワの位置・深さ・左右差を確認し、ご希望の仕上がりを伺います)

STEP2

デザインの決定(溝の改善だけでなく、お顔全体とのバランスを診ながら注入範囲を設計)

STEP3

脂肪の採取(局所麻酔下で太ももやお腹から脂肪を採取)

STEP4

脂肪の精製(遠心分離で不純物を除去し、注入に適した脂肪へ)

STEP5

注入施術(局所麻酔下で、目的のラインに沿って脂肪を丁寧に注入)

STEP6

アフターケアとご帰宅(日帰りでの施術が可能です)

ダウンタイム

脂肪注入によるシワ・溝の補正は、基本的にメスを使わない低侵襲治療のため、ダウンタイムは比較的短いです。

ただし、以下のような一時的な症状が見られることがあります。

症状ダウンタイムの目安
軽度の腫れ・内出血・術後1~3日がピーク
・1週間前後での改善傾向
痛み・違和感・つっぱり感・数日~1週間程度での改善傾向
・鎮痛薬の併用が可能
皮膚の凸凹・硬さ・1~2ヶ月程度で自然に馴染んでいく
傷跡(脂肪採取部)・1~2ヶ月程度で徐々に目立ちにくくなる

※患者さまの体質や生活習慣によって個人差があります。

日常生活の制限

日常生活の過ごし方次第で、脂肪の定着率や仕上がりに影響を与える場合があります。

術後は、以下の注意点をしっかり守りましょう。

内容目安期間
シャワー・翌日から可能(採取部位は濡らさない)
洗顔・スキンケア・翌日からやさしく行う
メイク・翌日から可能(注入部位はこすらない)
飲酒・喫煙・術後1週間程度は控える
激しい運動・サウナ・術後2週間程度は控える
顔のマッサージ・エステ・術後1ヶ月程度は避ける

脂肪注入の料金プラン

当院での脂肪注入は、以下の施術メニューと料金でご案内しています。

脂肪注入 脂肪採取料¥150,000
■脂肪注入
¥250,000
こめかみ¥150,000
額+こめかみ¥300,000
目の下¥200,000
ゴルゴ¥150,000
頬コケ¥200,000
ほうれい線¥200,000
マリオネット¥200,000
¥200,000
全顔脂肪注入入れ放題(コンデンスリッチ+ナノリッチ)
※脂肪採取量込み
¥660,000
脱脂+脂肪注入/オプション全顔脂肪注入入れ放題
(クマ取りと同時のみ)
¥330,000

脂肪注入でよくあるご質問

脂肪注入について、患者さまから寄せられることの多いご質問とその回答をまとめました。

脂肪注入の対象年齢は何歳ですか?

原則として18歳以上(健康な方)は、年齢を問わずご相談いただけます。

20代〜70代の幅広い年代の方が施術を受けられていますが、「全身状態の安定性」「既往歴の有無」が重要な判断基準となります。

未成年の方が施術を希望される場合は、保護者の同意と同席によるカウンセリングが必要です。

脂肪注入に保険は適用されますか?

美容を目的とした自由診療に該当するため、基本的に公的医療保険は適用されません。

脂肪注入治療は「医療的必要性を満たさない施術」のため、保険適用外となります。ただし、一部の脂肪注入(再建治療など)は、例外的に保険適用となるケースがあります。

脂肪注入は痛いですか?

施術中は局所麻酔を使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。

術後に関しては、脂肪を採取した部位と注入部に軽度の筋肉痛のような痛みや違和感、腫れが見られることがあります。ただし、多くの場合、鎮痛薬の服用でコントロール可能です。また、数日~1週間程度で症状が落ち着いていく傾向にあります。

脂肪注入の傷跡は残りますか?

メスを使わない注入施術のため、注入部位に目立つ傷跡は残りません。

脂肪を採取する際は、太ももやお腹に数ミリの小さな切開を行い、術後は目立たないよう丁寧に縫合・ケアを行います。

ただし、体質によっては稀に「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」などの反応が起こる場合があるため、医師の判断のもと適切な対応をご案内します。

脂肪注入は再施術に対応していますか?

脂肪の生着状態や仕上がりを確認したうえで、再注入を検討することは可能です。

脂肪注入治療は、患者さまの脂肪が、どの程度生着するかによってボリュームに差が生じます。そのため、一回の施術で理想的な仕上がりにならなかった場合、再施術をご提案することがあります。再施術は、脂肪の定着を見極めたうえで3~6ヶ月後に検討するのが一般的です。