
ヒアルロン酸注射を検討しているものの、「施術後に肌がボコボコになってしまうのではないか」と、不安を抱えている方は少なくないでしょう。
施術後に肌のボコボコが現れる原因としては、ヒアルロン酸の注入量や注入深度、皮膚や皮下脂肪の厚みの不足などが挙げられます。
そのため、施術前に自分の肌質や不安な点を医師に伝え、注入量や深度を相談してリスクを低減することが重要です。
この記事ではヒアルロン酸注射後に肌がボコボコになる原因と期間、対処法を詳しく解説します。
注射後のボコボコに関する不安を取り除きたい方、安心して施術を受けられるポイントが知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
ヒアルロン酸注射後に肌がボコボコになる症状とは?

ヒアルロン酸注射後に肌の表面がボコボコになる症状は、いくつかのパターンがあります。
- 注入した箇所の膨らみ
- 線状や粒状に感じられる
- むくみによる広範囲の膨らみ
ここでは、ヒアルロン酸注入後に見られやすい症状3つを解説します。
注入した箇所の膨らみ
ヒアルロン酸を注入すると、特定の部位が周囲よりも盛り上がって見える場合があります。
これは注入されたヒアルロン酸が皮下に定着する過程で、一時的に生じる現象です。特に注入量が多かったり、皮膚の薄い箇所に注入されたりした場合に現れる傾向があります。
通常は時間とともに周囲の組織に馴染み、自然な状態に落ち着いていきます。しかし、過度な膨らみや痛みを伴う場合は、施術を受けたクリニックへ相談しましょう。
適切な処置があれば、症状の悪化を防げるほか、改善できます。
線状や粒状に感じられる
ヒアルロン酸を注入すると、肌の内部で線のようになったり、小さな粒のように感じられたりするケースがあります。
これはヒアルロン酸が均一に分散せず、特定の部位に集中して留まっている場合に生じやすい症状です。特に皮膚の浅い層に注入された際や、硬めの製剤が使用された場合に起こる可能性があります。
指で触れた際に異物感がある場合や、見た目にも不自然な凹凸が見られる場合は、施術医に相談してください。適切なマッサージや、追加の処置で改善が見込めます。
むくみによる広範囲の膨らみ
ヒアルロン酸を注入すると、顔全体や広範囲にわたってむくみが生じ、肌がボコボコと膨らんで見える場合があります。
これはヒアルロン酸が水分を引き寄せる性質を持っているため、施術部位だけでなくその周辺の組織も一時的に水分を保持しやすくなることで起こる症状です。特に施術直後から数日間は、むくみやすい傾向にあります。
しかし、ごく自然な生体反応のひとつです。
通常は時間とともにむくみが引いていきますが、長期間続く場合や左右差が著しい場合は、医師の診察を受けましょう。
冷やすなどの適切なセルフケアでも、症状を和らげられる可能性がありますが、異変を感じたら専門医に相談し、適切なアドバイスをもらうべきです。
施術後のボコボコは数日〜2週間程度で治る

ヒアルロン酸を注射した後に生じる肌のボコボコは、一時的なものです。個人差はありますが、数日〜2週間程度で自然に治まる場合が多いです。
これは注入されたヒアルロン酸が体組織に馴染むまでの期間や、施術による一時的なむくみや炎症が引くまでの期間に関係しています。
治るまでの期間は、個人の体質や注入部位、使用されたヒアルロン酸の種類によって異なりますが、多くは特別な処置を必要としません。
しかし、症状が改善しない、悪化する場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談してください。専門医の診察を受ければ、原因究明と適切な対処法を見つけられるでしょう。
ヒアルロン酸注射後に肌がボコボコする原因

ヒアルロン酸注射後に肌がボコボコする原因は、大きく分けると6つあります。
- ヒアルロン酸の注入量や注入層の問題
- 製剤の性質によるもの
- 皮膚や皮下脂肪の薄さの問題
- 施術後の炎症やむくみ
- ヒアルロン酸の馴染み具合
- 医師の技術の問題
正確な原因を特定するには、施術内容や経過を具体的に把握する必要があります。異変を感じたら自己判断せず、施術を受けたクリニックに相談してください。
ヒアルロン酸の注入量や注入層の問題
ヒアルロン酸を注入する際、量や深さが適切でないと、肌がボコボコになりやすくなります。
例えば、一度に多量を注入したり、皮膚の非常に浅い層に注入すると、表面にボコボコが生じる可能性が高まります。原因は、注入されたヒアルロン酸が皮下組織に均一に分散せず、特定の部位に集中してしまうためです。
また、適切な層に注入されないと、ヒアルロン酸が皮膚の表面近くに浮き出てしまい、見た目の不自然さにつながる場合もあります。
経験豊富な医師は、患者様の皮膚の状態や目的部位に合わせて、適切な量と深さを判断して施術してくれます。注入を検討する際は、信頼と実績のあるクリニックを選びましょう。
製剤の性質によるもの
使用されるヒアルロン酸製剤の種類や硬さも、ボコボコになる原因です。
ヒアルロン酸製剤には、さまざまな硬さや架橋構造を持つものがあり、それぞれ適した注入部位や目的があります。
例えば、比較的硬いヒアルロン酸を目の下など皮膚が薄くデリケートな部位に注入すると、不自然な膨らみやボコボコが生じやすくなります。これは、硬い製剤が柔らかい組織の中で均一に馴染みにくいためです。
また、製剤によっては水分を吸収しやすい性質を持つものもあり、注入後にむくみが生じ、ボコボコとして感じられる場合もあります。
ヒアルロン酸注射を検討する際は、施術前にどの製剤が使用されるのか、特性は何かを医師に確認しましょう。
皮膚や皮下脂肪の薄さの問題
皮膚や皮下脂肪の厚さは、ヒアルロン酸を注射した後のボコボコに影響する場合があります。
特に目の下や額など、皮膚が薄く皮下脂肪が少ない部位に注入すると、透けて見えたり、触れた際に塊として感じられたりする可能性が高まります。これは、ヒアルロン酸が皮下組織に吸収されるスペースが少ないため、表面に影響が出やすくなるためです。
皮膚の薄い方は、柔らかい製剤を選択したり、少量ずつ慎重に注入したりするなど、特別な配慮を行わなければいけません。
自身の肌質を理解し、施術前に医師としっかり相談すれば、リスクを軽減できるでしょう。
施術後の炎症やむくみ
ヒアルロン酸注射は針を刺す処置のため、施術後に一時的な炎症やむくみが生じる場合があります。
炎症反応は、体が異物と認識したヒアルロン酸に対して免疫システムが働くことで起こる症状です。主に、赤みや腫れを伴います。
また、ヒアルロン酸自体が水分を引き寄せる性質を持っているため、注入部位と周辺にむくみが生じ、ボコボコになるケースも珍しくありません。
しかし、これらの症状は、施術後数日から1週間ほどで落ち着く場合がほとんどです。もし、症状が長引いたり悪化したりする場合は、感染症などの可能性もあるため、速やかに医師に相談してください。
ヒアルロン酸の馴染み具合
注入されたヒアルロン酸が周囲の組織に馴染むまでには、一定の時間が必要です。
ヒアルロン酸は、注入後すぐに組織と一体化するわけではなく、徐々に周囲の水分を吸収しながら自身のボリュームを形成し安定していきます。この過程で、最初は少し硬く感じられたり、触るとボコボコがあったりするケースは珍しくありません。
しかし、ほとんどの場合は、時間の経過とともに周囲の組織に溶け込むように馴染みます。
施術後の経過は、焦らず見守ることが大切です。心配な点があれば、クリニックへ相談してください。
医師の技術の問題
ヒアルロン酸注射は、注入した量や層、スピードなど、医師の技術に左右される施術です。
経験が浅い、解剖学的知識が不足している医師が施術を行うと、均一に注入されず、特定の部位に偏ってしまう場合があります。
また、血管損傷や神経損傷のリスクを高める可能性も考えられるでしょう。
正確な注入技術を持つ医師は、患者の顔の骨格や筋肉、脂肪のつき方を考慮し、自然な仕上がりになるように適切にヒアルロン酸を注入できます。
クリニックを選ぶ際は、医師の経験や実績、症例数などを参考に、信頼できる専門医を選ぶようにしましょう。
ボコボコが治らない場合の対処法

ヒアルロン酸注射後のボコボコが治らない場合は、以下の対処法を検討しましょう。
- 施術したクリニックへ相談
- ヒアルロニダーゼ(溶解注射)による修正
- 追加注入による調整
- ボトックスの併用
ここでは、ボコボコが治らない場合の対処法を詳しく解説します。
施術したクリニックへ相談
肌のボコボコが治らない場合は、施術を受けたクリニックへ相談してください。
施術した医師は、使用したヒアルロン酸の種類や注入量、注入部位などの情報を把握しています。つまり、患者の状態を正確に判断できる存在です。
症状を詳しく伝え、いつからどのようなボコボコになったのかを説明しましょう。
クリニックでは診察を通じて原因を特定し、必要に応じて適切な修正プランを提案してくれます。自己判断で他の医療機関を受診する前に、まずは施術元のクリニックに連絡し、指示を仰いでください。
ヒアルロニダーゼ(溶解注射)による修正
ボコボコがなかなか治らない場合は、ヒアルロン酸を分解する酵素ヒアルロニダーゼを注射すると修正が可能です。
ヒアルロニダーゼは、注入されたヒアルロン酸を溶かす作用があり、不自然な膨らみやボコボコを平坦に戻す効果を期待できます。
処置は比較的短時間で終わり、即効性がある場合が多いです。ただし、効き方には個人差があり、一度で完全に溶け切らなかったり、複数回の注入が必要となったりする場合があります。
追加注入による調整
注入量が少なすぎたり、左右のバランスが崩れたりすることが原因でボコボコが生じた場合は、追加でヒアルロン酸を注入すると調整が可能です。
凹んでいる部分に少量ずつヒアルロン酸を追加し、全体のバランスを整え、滑らかなラインを作り出せます。
特に部分的な凹みや、注入箇所と周囲の境界が不自然に見える場合に有効です。
ボトックスの併用
筋肉の動きによってボコボコが目立ってしまうケースでは、ボトックス注射を併用して改善を図る場合があります。
例えば、額や眉間など、表情筋の動きが活発な部位にヒアルロン酸を注入すると、筋肉の収縮によって注入部位が不自然に隆起したり、シワが強調されたりする可能性があります。
このような場合にボトックスを併用すれば、表情筋の過度な動きを抑え、ヒアルロン酸のなじみを良くできます。
ヒアルロン酸注射後のボコボコに関するよくある質問

ヒアルロン酸注射後のボコボコに関するよくある質問をまとめました。
Q.ヒアルロン酸注射後のボコボコはすぐに治りますか?
A.ヒアルロン酸を注射した後に生じる肌のボコボコは、施術直後から見られる一時的な症状である可能性が高いです。
ただし、すぐに治るとは限りません。
個人差はありますが、通常は数日から2週間程度で落ち着きます。これは、注入されたヒアルロン酸が周囲の組織に馴染むまでの期間や、施術による一時的なむくみや炎症が引くまでに時間を要するためです。
一定期間を過ぎても症状が改善しない場合は、速やかに施術を受けたクリニックに相談してください。
Q.施術後はマッサージしても大丈夫でしょうか?
A.ヒアルロン酸注射後の施術部位のマッサージは、基本的に推奨されていません。
施術直後は、周囲の組織に定着していないため、刺激を与えると注入されたヒアルロン酸が移動したり、均一に馴染まなくなる可能性があります。
その結果、不自然な膨らみやボコボコが生じる可能性が高まります。
また、過度なマッサージは炎症を悪化させたり、内出血のリスクを高めたりするリスクがあるため注意が必要です。
医師から特別な指示がない限り、施術部位への刺激は避けましょう。
Q.ダウンタイム中の飲酒や喫煙は控えたほうがいいですか?
A.ヒアルロン酸注射のダウンタイム中は、飲酒や喫煙を控えましょう。
飲酒は血行を促進し、内出血や腫れが悪化する可能性を高めます。アルコールは利尿作用があるため、体内の水分バランスが崩れ、むくみが引きやすくなる場合が考えられます。
喫煙は血管を収縮させて血流を悪くするため、傷の治りが遅れる可能性があるでしょう。
飲酒や喫煙は施術部位の回復を妨げ、ダウンタイムを長引かせるかもしれません。美しい仕上がりを維持し、トラブルを避けるためにも控えるべきです。
まとめ
ヒアルロン酸注射後の肌のボコボコは、注入した量や層、製剤の種類、個人の体質など、さまざまな要因によって引き起こされます。
しかし、症状は一時的に発生するケースがほとんどです。
通常は、数日から2週間ほどで落ち着きます。しかし、ダウンタイムを過ぎても症状が改善しない、悪化する兆候が見られる場合は、速やかに施術を受けたクリニックへ相談してください。
施術後の不安を解消し、安心して理想の仕上がりを目指すためにも、疑問や懸念があれば専門医に相談しましょう。適切なアドバイスと、ケアを受けることが大切です。
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